“delicious” だけじゃない!「美味しい」を意味する英単語の使い分け
英語で美味しいことを伝えたいとき、 “delicious” だけだと表現が単調になってしまいがちです。食べ物の種類や味のニュアンスによって、様々な英単語を使い分けることで、より英語表現の幅を広げることができます。
今回は「美味しい」を意味する英単語とその使い分け方を詳しくご紹介します。
定番の「美味しい」表現
delicious(デリシャス)
最も一般的な「美味しい」を表す単語で、どんな食べ物にも使えます。
This pasta is absolutely delicious!
「このパスタ、本当に美味しい!」
The cake was so delicious that I couldn’t stop eating.
「そのケーキがあまりに美味しくて止まらなかったよ。」
tasty(テイスティー)
「味がしっかりしていて美味しい」というニュアンスで使われます。
This curry is really tasty!
「このカレー、本当に美味しい!」
She made a very tasty homemade pizza.
「彼女がとても美味しい手作りピザを作ったよ。」
カジュアルな「美味しい」表現
yummy(ヤミー)
子どもやカジュアルな場面でよく使われる可愛らしい表現です。
These pancakes are so yummy!
「このパンケーキ、とっても美味しい!」
That chocolate cake was super yummy!
「そのチョコレートケーキ、めちゃくちゃ美味しかった!」
scrumptious(スクランプシャス)
「とても美味しい」という意味で使われる、ややフォーマルな表現です。
イギリス英語では比較的よく使われますが、アメリカ英語では少し古風に感じることもあります。
少しユーモラスに聞こえるため、特に強調したいときやおしゃれな表現を使いたいときに向いています。
The roast chicken was absolutely scrumptious.
「ローストチキンが本当に美味しかった!」
We had a scrumptious dinner at the new Italian restaurant.
「新しいイタリアンレストランで、とても美味しいディナーを楽しんだよ。」
特定の味に対する「美味しい」表現
savory(セイヴォリー)
「塩味が効いていて美味しい」という意味で、しょっぱい料理向けに使われます。
The grilled steak was perfectly savory.
「グリルステーキは完璧な塩加減で美味しかった!」
I love the savory taste of miso soup.
「味噌汁の旨味のある味が大好きです。」
mouthwatering(マウスウォータリング)
「よだれが出るほど美味しい」という表現です。
The smell of freshly baked bread is mouthwatering.
「焼きたてのパンの香りはよだれが出るほど美味しそう!」
That barbecue looks absolutely mouthwatering!
「あのバーベキュー、本当に美味しそう!」
高級感のある「美味しい」表現
exquisite(エクスクイジット)
「洗練された」「絶品の」というニュアンスがあり、特に高級な料理に使われます。
The wine pairing with the dish was exquisite.
「料理とワインの組み合わせが絶妙だった。」
They served an exquisite five-course meal.
「彼らは絶品の5品コース料理を提供してくれた。」
delectable(デレクタブル)
「極上の美味しさ」という意味を持ち、格式のある表現です。
These chocolates are simply delectable.
「これらのチョコレートはまさに絶品です。」
The dessert was so delectable that I ordered another one.
「デザートがとても美味しくて、もう一つ注文しました。」
いかがでしたか?「美味しい」という意味でも、場面や料理の種類によって英単語を使い分けると、より自然で豊かな表現になります。次に美味しい料理を食べたときは、ぜひこれらの単語を使い分けてみてくださいね!