ネイティブがよく使う “never mind” の意味と使い方
“never mind” は、ネイティブスピーカーがよく使う表現で、様々な文脈で使われます。相手に対して何かを気にしないように伝えたり、過去の言葉や行動を取り消したりするときに用いられるフレーズで、覚えておくと役立ちます。
今回は、ネイティブがよく使う “never mind” の意味と使い方についてご紹介します。
“never mind” の基本的な意味
“never mind” には「気にしないで」「もういいよ」「取り消すよ」といったニュアンスが含まれています。相手に対して、以前の発言や質問を取り消したいときや、気にする必要がないことを伝えたいときに使われます。
また、 “never mind” は友達同士で使われるカジュアルな表現なので、目上の方に対してはあまり使いません。
“never mind” の使い方
1. 過去の言葉や行動を取り消すとき
I didn’t mean what I said. Never mind.
「私が言ったことは本気ではないよ。気にしないで。」
→ 自分の過去の発言を撤回したり、なかったことにしようとするときに使われます。
2. 相手に対して気にする必要がないことを伝えるとき
I was late but never mind, we have plenty of time.
「遅れちゃったけど気にしないで、十分な時間があるよ。」
→ 自分の行いに関して心配無用だと伝えたり、小さなミスに関して相手に安心感を与えるときに使われます。
3. 過去の提案や頼みごとを取り消すとき
Can you help me move this? Oh, never mind, I can do it myself.
「これを動かすのを手伝ってくれる?あ、もういいよ、自分でできるから。」
→ 相手に何かを依頼・提案したあと、それを取り消すときに「もう結構です」という意味で使われます。
“never mind” の類語
英語では “never mind” と似た表現がいくつかあり、これらは発言や事柄に対して「気にしないで」と相手に伝えたいときに使われます。これを機にまとめて覚えておくと良いでしょう。
それは忘れて。 | Forget it. |
---|---|
気にしないで。 | Don’t worry about it. |
大丈夫だよ。 | It’s okay. |
気にすることはないよ。 | No need to be concerned. |
それは無視して。 | Disregard that. |
気にしないで。 | Let it go. |
問題ないよ。 | It doesn’t matter. |
“never mind” は、過去の発言や行動を取り消す場面や、相手に気にする必要がないことを伝える場面で幅広く使用されます。相手とのコミュニケーションをスムーズに進めるためにも、この表現を柔軟に使いこなすと良いでしょう。