もう悩まない!基本的な前置詞の正しい使い方をマスターしよう

英語において、前置詞は文や文章の構造を明確にし、意味を伝える上で欠かせない要素です。しかし、前置詞の使い方について悩みを抱える英語学習者も少なくありません。
そこで今回は、基本的な前置詞の正しい使い方を解説し、その使い方をマスターするためのポイントをご紹介します。

in:「〜の中に」「〜に」

in

“in” は「〜の中に」「〜に」といった意味で使われる前置詞です。都市や施設の前に置いて特定の場所や位置を示したり、時間や季節の前に置いて特定の時間や期間を示したり、感情を表す単語と合わせて使うことで状態や状況を示したりします。

I live in Japan.
「私は日本に住んでいます。」

He’s waiting in the lobby.
「彼はロビーの中で待っています。」

She is sitting in the window seat of the airplane.
「彼女は飛行機の窓側の席に座っています。」

The meeting is in the morning.
「会議は午前中にあります。」

They were deeply engaged in conversation.
「彼らは熱心に会話に没頭していました。」

on:「〜の上に」「〜に」

on

“on” は「〜の上に」「〜に」といった意味で使われます。水平な面(机など)や垂直な面(壁など)での位置を示したり、公共交通機関を利用して移動することを示したりするなど、意味や使い方は多岐に渡るので、状況や文脈に応じて正しく使いこなすことが重要です。

The cat is on the table.
「その猫はテーブルの上にいます。」

The picture hangs on the wall.
「その絵は壁にかかっています。」

She goes to work on foot.
「彼女は徒歩で通勤します。」

We’ll go camping on the weekend.
「週末にキャンプに行きます。」

We’re having a party on Saturday.
「土曜日にパーティーを開催します。」

at:「〜で」「〜に」「〜において」

at

“at” は「〜で」「〜に」「〜において」の意味で使われ、特定の場所や時間、行動などを示します。 “in” や “on” よりもピンポイントな位置を示す表現で、例えば時間であれば「朝7時」「午後3時」など具体的な時間を示すときに使われます。

She’s waiting at the bus stop.
「彼女はバス停で待っています。」

The party is at my house.
「パーティーは私の家で行われます。」

The concert starts at 7 PM.
「コンサートは午後7時に始まります。」

He was at the conference last week.
「彼は先週の会議に出席していました。」

She’s at work right now.
「彼女は今仕事中です。」

in / on / at の違い

違い

場所の表現の違い

in:場所の中にいることを示す際に使われます。
on:表面や位置の上にあることを示す際に使われます。
at:特定の場所や位置を指し示す際に使われますが、その場所が広くない場合や一点を指す場合に使われます。

時間の表現の違い

in:長期間や一般的な時間に使われます。
on:特定の日付や時点を示す際に使われます。
at:特定の時点やイベントを指し示す際に使われます。


基本的な前置詞の使い方をマスターすることは、英語を流暢に話す上で重要なスキルの一つです。自信を持って使いこなせるよう、文脈を考慮しながら、前置詞の使い方を徐々に習得していきましょう!

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