「〜の間に」を表す“during”と“while”の使い分け
“during”と”while”は、どちらも「〜の間に」という意味を表す表現です。使い分け方を聞かれると、答えられない人も多いのではないでしょうか。
今回は、間違えやすい”during”と”while”の違いについてご紹介します。
“during”は前置詞
“during”は「の間中ずっと」という意味で、特定の期間や時間帯を示す場合に使われます。
“during”は前置詞であり、後ろには名詞が来ます。
The baby slept during the entire car ride.
「車の移動中、赤ちゃんはずっと寝ていました。」
I read a book during my vacation.
「私は休暇中に本を読みました。」
“while”は接続詞
“while”は「〜している間に」という意味で、2つの行為が同時に起こる場合に使われます。
“while”は接続詞であり、”while”の後ろには主語+動詞が来ます。
また、文頭の主語と“while”の後ろの主語が同じ場合のみ、後ろの主語とbe動詞を省略することができます。
The children were playing while their parents talked.
「親が話している間、子供たちは遊んでいました。」
She listened to music while (she was) cooking dinner.
「彼女は夕食を作りながら、音楽を聞いていました。」
He fell asleep while (he was) watching the movie.
「彼は映画を見ている間に眠り込んでしまいました。」
以上、”during”と”while”の使い分けでした。意味はほぼ同じですが品詞が違うため、後ろに来る文型に注意しましょう。