5月1日のメーデーってどんな日?由来やデモに関する英語フレーズ集
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、世界中で祝われている労働者の日を「メーデー」と呼びます。
今回は、メーデーの由来やデモに関する英語フレーズ集をご紹介します。
メーデーってどんな日?
メーデー(労働者の日)は、労働者の権利や働き手の団結を祝う日として世界中で祝われています。この日は労働者の組合や労働団体、社会運動家たちによって、様々なデモや集会が行われることでも知られています。
メーデーは、1886年に起きたヘイマーケット事件に由来しています。1886年5月4日にアメリカのイリノイ州シカゴで発生した労働者と警察の衝突事件で、労働者たちが8時間労働制の導入を訴えるデモを行った際に暴動が発生しました。警官が鎮圧に向かった際に爆発物が投げ込まれて警官が死亡するという悲惨な結果を引き起こし、国際労働者の団結や労働者の権利をめぐる闘いの象徴となりました。その後、国際労働者の日として知られるようになり、多くの国で労働者の権利を祝うための日として制定されました。
メーデーを説明する英語フレーズ
May 1st is celebrated as International Workers’ Day, also known as May Day.
「5月1日は国際労働者の日として祝われ、メーデーとしても知られています。」
May Day is marked by rallies in support of workers’ rights in many countries.
「メーデーは、多くの国で労働者の権利を支持する集会が行われます。」
May Day originated from the Haymarket affair in Chicago in 1886.
「メーデーは、1886年にシカゴで起きたヘイマーケット事件に由来します。」
To honor the labor movement, May 1st was chosen as International Workers’ Day.
「労働運動を讃えるため、5月1日が国際労働者の日として選ばれました。」
In some places, May Day is a public holiday.
「地域によっては、メーデーは祝日になっています。」
デモに関する英語フレーズ
デモや集会で使われるフレーズ
Workers of the world, unite!
「世界の労働者よ、団結せよ!」
Solidarity forever!
「団結は永遠に!」
The people united will never be defeated!
「団結した国民は決して負けない!」
労働者の権利や平等に関するフレーズ
Fair wages for all workers!
「すべての労働者に公正な賃金を!」
Equal pay for equal work!
「同一労働同一賃金!」
Protect workers’ rights!
「労働者の権利を守れ!」
政府や企業に要求するフレーズ
Stop the attack on workers’ rights!
「労働者の権利への攻撃を阻止せよ!」
Invest in education and healthcare, not war!
「戦争ではなく教育と医療に投資しましょう!」
Tax the rich, not the poor!
「貧乏人ではなく金持ちに税金を!」
今回ご紹介したフレーズは、メーデーのデモや集会でよく使われています。労働者の権利や社会的正義を訴えるために、多くの人々がメーデーに参加して声を上げていることを覚えておきましょう。